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本当にあった!1本5千円 うわさの高級水

破格の光熱水費と「ナントカ還元水」発言で物議をかもす松岡利勝農水相が、1本5000円の超高級水を飲んでいるという「うわさ」が広まっている。そんな値段の水なんて、あるわけないとツッコミを入れたいところだが、5000円の水は実在することが判明。ほかにも高価な水は複数存在し、最近の健康ブームなどから、いずれも「よく売れている」という。

 「松岡氏は500ミリリットルで5000円する水を飲んでいる。これが(高額な光熱水費の)真相」―。言い逃れにしても苦しいと思われた政府関係者の説明も、まんざらウソでもなかった。その水は「ナノクラスターGeルルド水1200」。500ミリリットルのペットボトルが税込み5250円だ。

 販売しているのは「オーガニックゲルマニウム株式会社」(兵庫県伊丹市)。鹿児島県志布志町で取れた水にゲルマニウムなどを含ませ、4年前から販売している。体調改善を実感した人がリピーターとなり「前年度に比べると売り上げは5割増」という。

 価格は半分以下だが、山梨県甲斐市の「水問屋」が販売する「水まろ」も人気だ。1箱1万2000円(500ミリリットル缶6本入り)。富士山のふもとでくみ上げた水に水素を加えた。医薬品ではないため明確に水の効用とは言えないが、脳梗塞(こうそく)からのリハビリに励む人が、体調の改善を実感した例も。1か月に100~150箱が売れていくという。

 これらの「健康水」とは別路線の「セレブ水」もひそかな人気。「フィリコ」はクリスタルガラスのスワロフスキーをちりばめたボトルとキャップを組み合わせて買うと、1万500円もするジュエリー感覚の水。当初はハリウッドスターらがホームパーティーなどで楽しんでいたという。

 インターネット販売業務などを行う「株式会社パレード」(本社・大阪市北区)では「去年の7月くらいから売り始めたが、クリスマスやホワイトデーのプレゼントに人気があるようだ」。ちなみに中身は普通の「六甲の水」という。

 なお、いずれの会社にも「松岡」名義での注文は来ていない。1本5000円の水なら、05年に507万円の光熱水費を計上した松岡氏は、1日約3本をぜいたくにがぶ飲みした計算になるが…。「水まろ」の水問屋では「むしろ(松岡氏に)ご紹介させていただきたい。さびを体外に出してくれるでしょう。心身ともに」と話していた。

 ◆「高い水」日本人だけ

 映画監督で「ミネラルウォーターガイドブック」(新潮社)などの著書もある早川光さんは、これらの高い水の出現について「一般的なミネラルウオーター市場とはまた別の、一部の人たちによる一時的な現象では」と分析した。
今、日本に流通しているミネラルウオーターは「400~450ブランド」ほどという。主流は1.5リットルあたり150~200円のもの。健康志向からか、昨年頃から酸素水やバナジウム水が多く出現する傾向という。
「これらのものと高価な水が、効果がすごく違うといえないと思う」と早川さん。水に数千円のお金を出すのは日本ならではといい「今後は現在よりも、さらに安い値段の水が主流になるのでは」とした。



スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070320-OHT1T00084.htm


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